こんにちは、先日初めて確定申告をした、なっちる先生(@nacchi_jagariko)です。
「確定申告」怖いですよね。
名前からして威圧感すごいし。何円払えばいいかゾクゾクするし。
ただ、実際やってみたらめちゃくちゃ簡単に終わりました!
ということで、今回は、フリーランス1年目の確定申告のレポートを話していきます。
この記事は以下のような人向けです。
フリーランス1年目なんだけど、確定申告ってどんな感じなの?
では、参りましょう。
※青色申告の方向けです。
確定申告は税務署に行けばいい?ちょっと待ったー!
とりあえず、マネーフォワードを使って経費は計算していました。
「確定申告どうすればいいんだー!」と困惑してしまい、
税務署に行けば無料で税理士さんがなんでも教えてくれるよ!
ということだったので、税務署に行ったところ、
ということで、結局申告書の書き方を教わって、
マネーフォワードとかfreeeのソフト使って自分で申告書書いてきてということで帰りました🤤経費申請書、所得証明、マイナンバー持っていけばあっちがやってくれるという情報は間違っているようですね
自分で頑張るか泣😭
— なっちる先生@エンジニア (@nacchi_jagariko) January 31, 2020
普通に迷惑なやつ扱いされたのですねー。
税務署の人が全てしてくれるという情報は!?
せっかく3時間くらい並んで税理士さんとおしゃべりができたのに、結局その日は確定申告できずに帰ったのでした。
ただ、税理士さんとの話で確定申告の全貌が見えてきたのです。
フリーランス1年目の方のために一肌脱いで、そのとき税理士さんから教えていただいたことを説明します。
できるだけひらがな多めで話していくどん!
フリーランス1年目が知っておくべき確定申告のこと
ということで早速、税理士さんに教えてもらった確定申告のポイントをお話ししていきます。
確定申告に必要なもの=確定申告書が送られてくる!
まず、確定申告の季節になる前(12月や1月あたり)に確定申告書という、税務署に提出しないといけない書類が届きます。(↓こんな感じ)
ちなみに開業届を出さないと↑は届かないので開業届出しておきましょう。
ただ書類を提出するだけで開業できるよ!
確定申告書は2枚!
そして実際に確定申告に使うのは以下の2枚になります。
1、確定申告書B(冊子になってます)
2、所得税青色申告決算書(一般用)(冊子になってます)
とりあえずこれだけだよ!
確定申告書のポイント細かく解説!
では、実際に確定申告書を見ながら、確定申告書の項目の解説していきます。
⭕️の部分は記入する必要のある場所になります。
確定申告書B
1「個人番号」 個人番号(マイナンバー)です
2「整理番号」 郵送された確定申告書Bに最初から番号がふってあります。
3「収入」 収入というのは、フリーランスで稼いだ分の収入(事業所得)になります。
4「所得金額」 ここには会社員として働いていたときの収入(給与所得)を記入します。
事業所得と給与所得は違うんだって!
5 ここで給与所得だけの合計がでます。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
6 基礎控除で38万円控除されます。確定申告ソフトでは自動で表示されます。
7 給料とかクライアント先からすでに徴収された源泉徴収額の合計をここに記入します。
8、9、10、11 確定申告ソフトでは自動で計算されます。ここで納めなければいけない金額がわかります。還付される場合もあります。
12 青色申告なので65万円控除されます。確定申告ソフトでは自動で表示されます。
13 還付されるときのお金を受け取る口座を記入しておきます。
1 ここには源泉徴収されたものを記入します。確定申告ソフトでは自動で計算・表示されます。
例えばエンジニアの収入だったら「所得の種類」は「エンジニア代」にすればよいよ。
2 源泉徴収された額を記入します。確定申告ソフトでは自動で計算・表示されます。
所得税青色申告決算書(一般用)
1 フリーランスとして稼いだ分を記入します。(給与所得は入れない)確定申告ソフトでは自動で計算されます。
2 収入の合計が出ます。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
3 経費の内訳を書きます。科目とかがわからない方はこういったサイトを参考にしてください。
経費の知識はフリーランスなら知っておくべきだね
「無税入門」は読んでおくべき本だよ。
4 ここで(収入ー経費)の純利益が出ます。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
5、6、7 色々と計算されて、控除額も引いた収入が出ます。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
1 各月のフリーランスとしての収入をここに記入しなければいけません。確定申告ソフトでは自動で表示・計算されます。
青色申告こういうとこめんどくさいんだけど、65万円の控除のためだ!
2 フリーランスの収入の合計。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
3 2の額がきます。確定申告ソフトでは自動で計算されます。
4 青色申告なので65万円控除。
減価償却として経費にしたいものはこちらに書きます。減価償却についてはこちらの記事が参考になります。
車とか結構高価なものを一度に経費にするんじゃなくて、数年にかけて経費にするんだよ。
1 開業した日の所持金を記入しなければいけない!1/1になってるけど、開業した日の貯金額を記入するよ。確定申告ソフトでは自動で表示されます。
2、3 年末時点の所持金とかの記入。確定申告ソフトを使うと勝手に計算してくれる。
会計ソフトを使うと確定申告なんて怖くない!
ということで、以上が税理士さんから教えてもらった内容でした。
税理士さんからは、
絶対に確定申告のソフトを使いなはれ
と言われましたが、やっぱりクラウド会計・確定申告のソフトを使うとめちゃくちゃ楽です。
私はマネーフォワードを使っていますが、こんな感じで、確定申告書の該当箇所を見せてくれながら確定申告書を作ることができます。
やっぱりソフト使って方がスムーズだな
あとは、税務署に行くのがめんどくさかったので、
- 確定申告書B
- 所得税青色申告決算書(一般用)
- マイナンバーカードのコピー
を封筒に入れて、税務署に送って確定申告完了しました〜!
ということで、確定申告がわからなくて税務署に行くのもいいのですが、ある程度知識がないと税務署の人も税理士さんも嫌がります。
最低限の知識(このブログに書いたことなど)を蓄えて、ヘルプを求めた方が良さそうです。
確定申告最初は怖いですが、一回すれば普通に怖くなくなります!
頑張っていきましょう!
以上でなっちる先生の授業を終わります。
素敵な確定申告を〜!