こんにちは、エンジニアをしながら旅をしている、なっち(@nacchi_jagariko)です。
今回はパプアニューギニアはポートモレスビーとラバウルの旅行記です〜。2023/1に行ってきました!
今までで一番未知の国でしたが何事もなくとても充実した滞在でした!
パプアニューギニア旅行(ポートモレスビー、ラバウル)はどうなんだろう?
では、参りましょう〜。
大使館でVISA取って首都ポートモレスビーへ
今回、パプアニューギニアに訪れたのは2023/1!
今まであったアライバルビザがコロナで停止になっていて、大使館に取りにいかないといけないということでビザ取得はめんどくさかったです。
パプアニューギニアのビザ申請に必要だったものは以下でした↓
- 手数料6000円
- 顔写真
- 出入国の航空券
- 申請用紙
- コロナ関係の書類
詳しくはこちら→ http://png.or.jp/visa-requirements/
わざわざ大使館に行って取得しました。
受付が空いてる時間がすごく少ないから要注意です。
そしてビザは当日には受け取れなくて後日受け取りに行かないといけませんでした。1週間後に取りに行ったので余裕を持ってVISA申請をすることをおすすめします。
大使館に行ったらこんなのが貼られるよ
そしてパプアニューギニアの大使館行ったら、
女1人で行く人はいないよ、治安が本当に悪いから気をつけて
と言われてしまいました。
あるサイトでは世界の危険な都市ランキング2位にランクインしてたし、気を引き締めていきました。日中でも1人で歩いたらダメだと釘を刺されました。
「保険金を母親に全額渡します、遺体は海に流していいですっていう遺書書いて」って母から言われたよw
準備は満タン!
直行便がなくなっていたので、マニラ経由で羽田から16時間ほどかけて、パプアニューギニアは首都ポートモレスビーに着きました!
パプアニューギニアの意味を調べると、
パプアとはマレー語で「ちぢれ毛」という意味で、ニューギニアとは先住民の容貌がアフリカのギニア地方の住人とよく似ていたため名付けられた。
とあって、植民地支配されたって感じ。。。
アフリカとかオセアニアとかの植民地支配の歴史を調べると毎度イギリスが嫌になっちゃうんだよな。
心の優しいイギリス人が世界史を勉強すると鬱になるってほんとなんだろうなぁ。自分がその立場だったらきついもんなぁ。
ポートモレスビーでは空港近くで1泊して、いざ、100キナ札に描かれているものを見るためにラバウルへ〜!
パプアニューギニアのお札はとってもタイプでテンションあがるぅ
国内線でラバウルへ!PNGの物価は高い!
今回パプアニューギニアへ行った理由は、どうしても永遠のゼロの舞台にもなった旧海軍最大の要塞ラバウルに行って戦争の博物館や水中のゼロ戦を見たいから!
ゼロ戦がここを飛行していたのかなぁと思いを馳せながらラバウルへ
旧日本軍が使ってたラバウル空港は近くの山の噴火で埋もれてしまったようでココポの街の空港に到着です。
ちなみにパプアは国内線もLCCとかなくて高いです。
私が買った国内線は往復で8万したw(5万くらいのときもあったけどタイミング悪くて買えなかった。)
とりあえずそのくらいのレベル😇
そして国内線は並んだりオーバーブッキングがよくあるとのことで、国内線でも2〜3時間前に行くことを勧められたりしましたがほんとそうでした。
パプアニューギニアの国内線で心得ることは、
- 国内線は遅延は当たり前、飛ぶだけラッキーだというレベル。ほんと余裕を持って。
- すごく混むので国内線でも2〜3時間前に行くと安心。だけど待つw
になります!!
ただ、トラブルの時でも我先にではなく譲ってくれたり助けてくれたりして、ほんと人が優しくて泣けました。
そしてパプアニューギニアは、宿も高い!
ラバウルで泊まったホテルはとても素晴らしいホテルでしたが1泊2万円。
わざと高いところを選んだわけではなくてここしか空いてなかったw
ホテルがなさすぎて、パプアニューギニアはホテル代が本当に高い!!東南アジアのイメージで来ると終わる。w
ホテルは早めに取ることをおすすめするよ
(そして、ダイビングも2社しかないから高くて、最安で1ダイブ9500円くらい。。。)
これは、ラバウルだけの話じゃなくて首都のポートモレスビーも。
こういうところで1泊1.5万円とかでした。
高いのにクオリティーが悪かったら嫌だけど、高くてもサービスがいいからいいんだけどね。安心感ある。
ラバウルで戦争の跡を見学
ラバウルでは戦争博物館や跡地を周りました。
ココポの戦争博物館ではゼロ戦だったり大砲だったりたくさんのものが置いてあって、普通に触れれます。
ゼロ戦やいろんなものが展示されていました。
わんこと子どもたちが遊んでいて本当にこんな平和なところで悲惨なことがあったのかと信じられないくらいでした。
だけど道路の脇などには防空壕がたくさんあったり、地下にある病院だったり、山本バンカーなどがあったりして日本軍はやはりここにいたんだと感じさせるものばかり。
どれも不気味で中には入れませんでした。汗
ラバウルはドイツ軍が来たり、日本軍が来たり、イギリス、オーストラリア軍などなどといろんな国が植民地支配にきてとても複雑。
現地の方に日本人のことはどう思うかと聞いてみたところ、戦争中は嫌いだったけど、今はお金もくれるしJICAの皆さんが道路や空港も整備してくれるしもう嫌いじゃないと言われました。
どこかで植民地支配中も日本軍に対してポジティブな感情を抱いていたという話を見たけどちょっと違うかもしれないと思いました。勝手に占領されていたわけでいい感情はないですよね。
私は植民地支配の歴史が嫌いだけど、ポートモレスビーで会ったパイロットさんの話を聞いて植民地支配のおかげでちゃんとなる面もあるなと感じました。
少し前まで人間を食べていたパプアニューギニア人だけど植民地支配がなければまだ人間を食べていたかもしれない、とか。
ラバウルにいた日本人では水木しげるさんが有名で、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪はパプアニューギニアの部族達がモデルになってるものもあるそうです。
そして、ラバウルには火山もあって温泉もある。
この火山は活火山でかつて栄えていたラバウルの街は火山灰に覆われてしまって今はあまりなく、ほとんどの方がココポに移ったそう。
ラバウルの街では1994年の火山噴火で火山灰が5〜6m積もったらしい。。
ラバウルの栄えてたと言われるところも通ったけど、ただ草木が生えてるだけで本当にあったのかわからないくらいでした。
今はPNG(パプアニューギニア)中国人がすごく多くて、ラバウルやココポの街もPNG中国人の方が多い。
新しく建った建物は中国の企業のものばかりだという。
港に停まってる大きな船もほとんど中国、そしてオーストラリアのものということだけど、現地人を労働力として雇っていたり、きちんと漁業のお金も払っているようで反感はあまりないとのこと。
ナマコというのはすごく儲かるようでマダガスカルでも中国が取っていくと言ってました。
本当に中国人はどこにでもいてすごいものです。
ラバウルにいるPNG中国人が日本人に反感がないのはある日本人女性のおかげだという話を聞いたりしました。その女性の子供家族さんとラバウルで出会ったのもいい縁でした。元気でいてほしい。
パプアの民族には興味がなかったけど、ドゥクドゥクだけは可愛くて置物をゲットw
ラバウル最終日は、国内線で現地の方々がいろいろ助けてくれるし、長い待ち時間png人5人とチームメイトのように過ごせたし、png中国人の大富豪家族がスナックくれるし、何かあったら家に泊まってと言ってくれるし、彼の紹介で日本人パイロットさんに会ってポートモレスビーを犬と散歩できたし人に恵まれすぎて泣きそうでした。
連絡先もわからないけど本当に感謝。またパプア行きたいなぁ
ポートモレスビーを歩く
首都ポートモレスビーでは縁があって日本人のパイロットの方を紹介していただきました!
日本人パイロットのおかげで複数人の大男と守ってくれそうなお犬さんとお散歩できました。
1人だったら絶対に歩けない場所なので本当に嬉しかったです。
最初、現地人で口の中が真っ赤な人が多くてビビってたけど、それはこのブアイのせいw
石灰とこの実を口の中で噛むと化学反応が起こって赤くなってちょっとハイになるらしい。
みんなぺっぺするから道路が血の跡みたいになってるw禁止してる道もw
pngにいる本当に面白い日本人方やラバウルにいた水木しげるさんのことを聞いたり、png飛行機事故のことも、png恋愛事情聞けましたw
pngにいる日本人みんなラスカル(強盗集団)経験しててえぐいw すごい話ばかり🫢
車に戦闘用にナタ持ってたのびっくりしたw 大臣とかceoとばかり出会うすごい日でしたw
気軽にお店に行けないので連れて行ってくれて本当にありがたかったです
パプアニューギニアの治安は悪い!
パプアニューギニアは南国のイメージだけど、治安がすこぶる悪い。
悪いのレベルがちゃんと悪いなので旅慣れている人でも要注意。知らずにきて保護される人も出ているということ。
JICAは女性隊員をパプアニューギニアに送らない、大使館の人が空港で待っていて注意喚起していた時期もあったり。
複数人で歩くときも財布とか持たないように、流しのタクシーは使ってはいけなくてホテルしか信用してはいけないと言われました。
日本人の方も車にナタを装備してました。
パプアニューギニアであった日本人は全員ラスカル(パプアニューギニアの強盗)経験済みでした。
パイロットさんの身体のいろんな傷跡や車の傷とかガラス割られた写真とかも見せてくれたけど、思った以上。雰囲気は全然怖くない感じなのになぁ。
えっていうところでいきなり起こるらしい。
セキュリティなどもあるため物価も激高。普通に西欧以上だと思う。
観光資源もたくさんあるんだから治安の悪さをどうにかすればいいのにと思うところだけど、鉱物がたくさん取れるということで観光に力にいれなくても大丈夫なんだそう。
ビビってたけどおもしろい国だったし人に恵まれて本当に最高な滞在になりました。
また帰りたいなぁ。
素敵なパプアニューギニア旅行を〜!