こんにちは、エンジニアをしながら旅をしている、なっち(@nacchi_jagariko)です。
今回はモンゴルでの4泊5日乗馬ツアーの旅行記です〜。2022/8に行ってきました!
私のように仕事をしながら旅をする人間をデジタルノマドと言いますが、ノマドは遊牧民という意味。
本物の遊牧民の生活は本当に本当に大変でした。w
だけど何にもない草原での乗馬は最高でした!
モンゴル、乗馬旅はどうなんだろう?
では、参りましょう〜。
利用した4泊5日モンゴル乗馬ツアー
今回のモンゴル乗馬ツアーを利用したのは、ツォクトモンゴル乗馬ツアーさんのテント泊の4泊5日コースです。
>> テント泊乗馬トレッキングで行く、大草原で星空満喫ツアー4日〜6日間(テント泊)
以下のような日程で今とはツアー料金が変わっているようですが、一人参加だったので12万円ほどでした。
1日目19:15着。テンギスハーン空港の入国ゲートでお出迎え。草原のゲルキャンプへお連れいたします(車で1時間30分ほど)宿泊:ゲルキャンプ食事:夜2日目午前からキャンプ場の周囲で乗馬のレクチャー。まずは馬に慣れることからはじめましょう。 昼食後、テント泊ツアーに出発!ナライハ大草原からハルチョロート草原へ。 山の谷間になっており、山頂にはオボーがあり、眺めが良いです。 宿泊:ハルチョロート草原テント泊食事:朝・昼・夜3日目乗馬で移動。ご飯はコックさんが外で作ります。晴れれば夜は満天の星空!毛布と寝袋にくるまって夜空を眺めましょう。 宿泊:ゴーリンダワー草原テント泊食事:朝・昼・夜4日目ナライハ大草原へ向けて出発。夕方にはツーリストキャンプに到着。温かいシャワーで疲れた体をゆっくり休めてください。 宿泊:ツーリストキャンプ泊食事:朝・昼・夜5日目朝食後、空港へ送迎します(車で1時間30分ほど)お気をつけておかえりください。食事:朝
会社は滞在するゲルの遊牧民の親族でやられているようですが、何人かいるガイドさんは日本語ペラペラで、日本人の方もいてとてもやりやすかったです。
ツアー料金も日本口座に振り込みができました。
ツアー会社さんは良かったんですが、振り返るといきなりゲル2泊テント2泊と、テント2泊もしたのはチャレンジャーだったなと思いますw
ちなみに今回の旅はモンゴルや中央アジアと決めていたので、事前に乗馬クラブに通って乗馬ライセンス4級を取るという意気込みで行きました。w
いざ、乗馬ツアー!野糞&ゲロぶちまける
まずはチンギスハン空港へ到着。
さすがは世界一寒い首都があるくらいで8月の日本が暑苦しい中、モンゴルは日中で20℃ちょっととかで肌寒さもあります。
空港出るともう草原の香りがして気持ちいいいい〜〜
空港ツアーの方が待っていてくれてすぐに乗馬ツアー開始です!
夜にゲルに着きましたがあたりは本当に真っ暗。
普通の携帯のライトでは足りないくらいでダイビングのためにも強めのライトがあったので重宝しました。
知人は真っ暗すぎて転けて骨折したと言っていたので結構ライトは重要です。
このライトはモンゴルでも中央アジアでもあって良かったものだよ
ただ本当に真っ暗なおかげで星空はすこぶる素晴らしいものでした。
今までの一番はサハラ砂漠でしたがそれと同様くらいの綺麗さでした。
朝起きると自分がちゃんとゲルに泊まっていたことに気づいて感動。泣
こんな世界がまだ地球に残っていることに感動です。
そしてトイレの心配なんてしていませんでしたが遊牧民のトイレがすごいことを知る。。。w
初日はうんこしたくなったらどうしよう、4泊5日の中で絶対にうんこしないようにしようと固く誓っていましたが生理現象には負けられませんでしたw
今思うとこのモンゴル式のトイレは綺麗なトイレですw
初日のメモに「トイレ問題がまじで不安w うんこしたくなったらどうしようwまじ無理w」とか書いてあったけど、ここでうんこできるなんてありがたいことだぞ!!
いざ、乗馬ということで2日目から乗馬が始まり、これからテント2泊しながら草原を旅するぞと意気込んでいましたが、いざ出発する前にお腹が痛くなりモンゴル式のトイレでいきなり下痢。。w
それでスッキリしたので出発しましたが、乗馬2時間ほどして休憩時間でまたお腹が痛くなる。。。
あたったと思われるご飯。ラム肉に慣れていなさすぎる
トイレもトイレットペーパーもなかったですが、人間ってすごいんですねぇ。
限界を越えるとどこでもトイレできるんだって思いましたww
結局、この日だけで7回も野糞しましたw7回もすると落ち着いたのでその日はテント泊。
もちろんシャワーもトイレもありません。
ドライシャンプーシートとかボディーシートとか持ってきて本当によかったなぁと思いました!
モンゴルではこんなところでキャンプができるんです。
4泊5日のツアーで感じたのは、私は何もやらないということが不得意だなということ。
何もしないが上手いモンゴル人を見てすごいなと思った。
お腹も落ち着いたし大自然を感じれて本当に幸せでした。
次の日も休憩も挟んだりして4時間ちょっとほど馬で移動です。
遊牧民の家のお母さんは車で移動して先にテントとかを運んでくれる感じで無事に合流。
今日もこんな大自然でキャンプができるんだぁと思った矢先。。。。
お母さんが作ってくれたご飯を見ていきなり吐き気。。(すみませんw)
それから吐く吐くで本当に大変だった。。
普段吐かない人だから吐くのに抵抗あったけど、人間は生理現象には勝てないのですね。ゲロがでますw
さすがにおかしいと病院へ連れていかれましたw
ただ、草原からウランバートルの病院までは2時間以上かかるので気持ち悪いまま車に乗って、道中吐き気がひどくて車を止めてって言って道端で吐くこともw
結局9回吐きましたw
今思うとえげつなくかわいそうwww
最初、ガイドさんが吐いたって言ってるのに「ご飯食べないからだよ散歩する?」とか聞いてきて食中毒っていうことを知らなくて腹が立っていましたが、日本語ガイドさんがいてくれたので助かりました。
八つ当たりしてしまっていたら申し訳ない。。
ということで病院に着いたらやはり食中毒でした😇
ちなみにモンゴルは病院は無料でした😉w(その分、医者でも給料が低いらしい)
その日はテント泊ではなくゲルで泊まることになりモンゴル式トイレの快適さに気づきました。。w
ラムも遊牧民特有の乳製品も食べたらダメと言われて白米だけ食べてました。w
ゲロも収まっていたので、最終日は少し乗馬をさせてもらってツアリストキャンプへ!
まさかの綺麗なトイレとシャワーが備わったゲルで最初からテント泊にするんじゃなくて、こっちに泊まるプランにすればよかったとすごく後悔しましたねw
ホームステイ先の遊牧民の家族がとてもいい人達だし動物もかわいくて、食中毒さえなければと思いながら草原を去りました。。泣
モンゴル一発目でテント泊を入れるコースは要検討した方がいいなと思いましたw
あとモンゴル寒すぎる、夏でも暑くなくて夜はダウン必須です。
モンゴル乗馬修行はすごくおすすめ
野糞とゲロの話ばかりになりましたが、本当にモンゴルでの乗馬は最高で有意義なものになりました!
ずっと馬を走らせているから並足→速歩→駈歩の切り替わるタイミングとか姿勢とかいろいろと勉強になりました。
鞍に捕まることなく、手綱だけで駈歩も速歩もできるようになってすごく成長を感じる。。。
現にこの後日本に帰って流鏑馬に再チャレンジしましたが昔は速歩でさえも手離せなかったのに、駈歩で手離して弓を弾けるようになりました!
ちなみにみんな乗馬中に”チョー”って言うんですが行けという意味ですw
そして、モンゴルで乗馬するなら1日5時間くらいとかするので、おしりパットは絶対で、できれば乗馬キュレットとかも準備した方が良さそうです。
草原で影の部分もなくて日差しが強すぎるので乗馬用手袋とかも出来ればしといた方がいいなと思いました。
↓モンゴルの乗馬の様子
数日だけどネットもないし大自然だし目が絶対によくなったよw
モンゴルの首都ウランバートルは都会
ちなみにモンゴルの首都ウランバートルは普通に都会です。
ウランバートルから1時間とかで大草原になりますがウランバートルだけすごいです。
ガイドさん曰く、意外とウランバートルに住んでいる人の方が収入が低くて、遊牧民の方が高収入なんだそう。
こんなホテルに泊まったので数日前との差がすごい、、ww
数日前に野糞してたのにw
ウランバートルは国土の0.3%くらいらしいですがそこに人口の半分以上が住んでいるという。。
首都は渋滞があって草原から帰ってきたときはモンゴルにも渋滞があるんだと感動しましたw
だけどやはりモンゴルらしく、普通の都会の街にポツポツとゲルもありました!
こんなモンゴルらしいものも。。。w
そしてモンゴルは一応東アジアに分類されるためか韓国語と日本語の商品がたくさんあります。
ロシアと中国から挟まれるというところにありますが文字もロシア語と同じキリル文字で、ガイドさんと離していてもロシア寄りなのかなといった印象でした。
モンゴル人曰く、ロシアとは仲良し、中国のことは嫌いだけど中国側はモンゴルが好き、らしい。
モンゴルにも徴兵制度があって、馬を使った訓練とかもしているようでかっこいいなと思ってしまいましたw
東横INNなどもあって日本食もたくさんありますが、ご飯が美味しい東アジアとは言えないくらいお口に合いませんでしたw
ちゃんと美味しかったのは1軒で2枚目のDan japanese restaurantというところ。
他はおいしそうに見えてまずい😭
特にラーメンなんて肉がラムでラムで出汁とったのかっていうくらいだったw
もうラム肉が主流で日本人には馴染みがあまりないかもですね。
逆にモンゴル人は豚肉が臭いと思うそうで、生魚とか絶対に食べたくないっていってましたw
直行便もあってこんなに近いのに文化が全然違って面白いものです。
素敵なモンゴル旅行を〜!