こんにちは、大学中退からエンジニアになり国内外でフラフラしている、なっちる先生(@nacchi_jagariko)です。
完全未経験からエンジニアになるのにやはり多いのはSES。
未経験OKの求人は8割がSESになります。
あまりいい噂をされないSESですが、業界初めてだと実際どうなのかよくわかりませんよね。
ということで、自社開発、受託開発、SESどれも経験しているなっちる先生がSESの現状についてお話ししていこうと思います。
この記事は以下のような人向けです。
SESのメリットとデメリットが知りたい!
未経験がSESに就職するのってどうなんだろう?
では、参りましょう。
SES就職のメリット
次に、SES就職するメリットをあげると以下の3つになります。
- 未経験者が実務経験をつけるのに使える
- プロジェクトが数ヶ月で終わって飽きがこない
- 会社外部の人と関われる
未経験者が実務経験をつけるのに使える
SESは未経験が就職しやすいので、実務経験をつけて脱初心者になることができやすいです。
また、SESだとプロジェクト期間とか契約で決まっていてある程度ドライな関係なので、普通に定時で帰れます。
その分、勉強時間の確保や転職活動がしやすいです。
SESより自社開発がいい!
とよくいわれますが、どちらも経験しているわたしからすると、自社開発の方が大変です。
自社開発なので休日出勤とかもあり得ますし、どうしようもないブラック会社も存在します。
その点、SESは数ヶ月のプロジェクト単位で終わりますし、比較的ドライな契約なので会社をいいように使えることができます。
SESは長くいるべきではありませんが、実務経験をつけるのにはもってこいです。
ま、そんなこといったらスクールで実務経験に似た経験をつけてから就職した方が早かったりもするので、そこらへんは自分で検討してみたらいいと思います。
健全な無料のプログラミングスクールも存在しますので。
プロジェクトが数ヶ月で終わって飽きがこない
また、SESは基本的に数ヶ月で終わる案件とかが多いので、飽きがこないというのがいい点です。
私自身、
の記事を書くくらい飽き性ですが、SESのとき天職かというくらい楽しかった思い出があります。
次は日本橋が現場ね。そして、その次は天王洲アイルか!
とかほんと楽しかったですね。
数ヶ月とかでプロジェクトが終わる場合が多くて、その後また違うところに行くという感じなので、飽き性の人にはもってこいなのです。
会社外部の人と関われる
また、SESを雇うのはだいたい大企業が多く、いろんな方と関わったりそこの会社のイベントに参加できたりします。
わたし自身、ソフト○ンクに常駐したことがありますが、どういう風な現場なのかとかどういう製品を開発しているのかが垣間見れていい経験になりました。
また、サン○リーのSESとかも行きましたが、そこの会社の人に気に入ってもらって、うちに来ないかとか、飲みに行っていろんな話を聞けてとてもいい経験になったんですよね。
SES就職のデメリット
まず、SES就職するデメリットをあげると以下の3つになります。
- プログラミングできない案件もある
- スキルがつきにくい
- 悪徳な会社も存在する
プログラミングできない案件もある
SESは未経験でも入りやすいですが、案件によって内容がピンキリで、最悪テストだけをしたり、コードを書かずにエクセルだけを使う案件もあります。
私自身、受託開発をしつつSES事業をやっている会社に所属していた経験がありますが、当時の同僚も入社3ヶ月くらいで営業さんからSESとしてテストをしに行かないかといわれ、先輩エンジニアからも
テストはものづくりで一番大切な部分。そこで修行してからまたプログラミング書くのもいいじゃない。
といわれて、テスト案件に行った人がいました。
新卒だった友人もAIの仕事として常駐をしていると言っていましたが、よく聞くとエクセルだけしか触っておらず、暗い部屋でいつも作業していたそうです。
半年後くらいに仕事の影響か精神的な病から入院することになったのを聞きました。
スキルがつきにくい
先ほど言ったようにプログラミングできない案件もあるため、スキルがつきにくいという傾向があります。
メリットのところで言いましたが、SESは未経験から実務経験をつけるのにはもってこいではあるのですが、長くいるべきではない世界です。
悪徳な会社も存在する
また、SESの会社にはすごくマージンとったり、経歴詐称させて現場に入らせたり、もうエンジニアのことを全く考えない会社もあります。
SESに限らず一定のブラック会社はあるわけだけどね
特にSESだけしてる会社は地雷会社である確率が高いです。
もう人流してマージンとるしか考えてない会社とかもあります。
未経験からSES就職していい会社を選ぶポイント
わたし自身、SESで嫌な思い出がありませんが、SESをしている会社を選ぶポイントがあります。
それは、
- 自社開発や受託開発をしつつ(自社にエンジニアがいる)、SES事業もしている会社
- きちんと自社で研修がある
です。
そして、SESも自社開発も受託開発にもかかわらず、その会社自体の雰囲気が大切です。
これに関しては直感とかが大切になってきますが、面接のときに上から目線とか、冷たい印象とか、そういう会社はやめておいた方がいいです。
SESか自社開発か受託開発かなどばかりを考えて、会社自体を考えないのは、まさに木を見て森を見ず。
いいSESの会社もあるわけで、超絶ブラックの自社開発よりも断然働きやすいとかもあるのです。
この会社がいいかどうかわからないという方はわたしのラインを活用していただいてもいいですし、とにかく人生を無駄にするような会社に入らないように努めましょう。
皆さんがやさしい会社に入れることを願っております。
以上でなっちる先生の授業を終わります。
素敵なプログラミングライフを〜!