こんにちは、エンジニアをしながら旅をしている、なっち(@nacchi_jagariko)です。
今回はポーランドはクラクフ、アウシュヴィッツ、ヴロツワフの旅行記です〜。2022/10に行ってきました!
やはりアウシュヴィッツは心に来るものがありました。
ポーランドの旅行はどうなんだろう?
では、参りましょう〜。
クラクフに滞在してアウシュヴィッツへ
ハンガリーのブダペストからFlixbusで8時間くらいでポーランドはクラクフへ
Flixbusの隣の席の人ずっと自分の股間触ってんのきもかったなぁ、。w
クラクフは昔の都。クラクフがこんなに栄えている街だとは。
そしてまたいい季節に来たもの。ヨーロッパも紅葉は綺麗ですねぇ。
そしてクラクフから車で2時間くらいのところにアウシュヴィッツ強制収容所がある。
長崎住んでたのに原爆資料館を避け、カンボジアではキリングフィールドを避け、ベトナムでも戦争博物館を避けたけど、さすがに行ったアウシュヴィッツ。
写真が並んでる廊下とか見ると、いまだにいろいろと思い出す私にとっては強烈な場所だった。
1人だったからなおさらかもしれない
アウシュヴィッツの日本人ガイド中谷さんのガイドは参加できず。人気と言われているけど10日前に問い合わせしてやはり予約できなかった。。唯一の日本人ガイド、中谷さんの予約はお早めに。
中谷さんのメアド(tnakatani1966@icloud.com)にメールして問い合わせする方式です。
結局、自力で行くのも面倒で、チケット+送迎+少しガイド(周るべきところを教えてもらえる)+自力で周るツアーにAirbnbから予約しました。
アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所のツアー – airbnb
英語だけどクラクフ市内から送迎のバンに乗るだけだから楽だったよ
現地に着いたら個人行動になって、何時に集合みたいな形式だよ
英語だと難しめの単語が多いから、日本語の本がbook storeに売ってあるのでそれを買うのがおすすめ。
私はアウシュヴィッツII(ビルゲナウ)で買いました。
そして行く前に事前に勉強しておくことが大切だなと思いました。
なぜホロコーストが起きたのか、こちらのサイトわかりやすくて勉強になったよ
アウシュヴィッツⅠとⅡを見学
アウシュヴィッツ強制収容所はⅠ〜Ⅲまであって、その中でもⅠとII(ビルゲナウ)に行くのが一般的なよう。
まずは、アウシュヴィッツII(ビルゲナウ)へ。ユダヤ人の方々がここまで乗せられたという電車のレールが残っている場所です。
アウシュヴィッツは強制収容所で元々刑務所のような使い方をされていたよう。
Ⅱのビルケナウは最大の虐殺地。
虐められていたユダヤ人達は労働のための最定住だと言われてここに連れてこられる。
着いて70%の人々は労働不可とみなされてガス室へ。
長い移動後にシャワーを浴びれると思ったらそこはガス室で殺される。
みんなここに移住しに来たと思っているからいろいろ持ち回り品があるけど、それらはすべて回収される。
髪の毛は布になったり、人間の油で作った石鹸もあったと聞いた。
Ⅱのは大量虐殺の現場があったところだけど、ガス室は爆破されていて、カナダという部屋があるんだけどそこだけものが置いてあるだけであまり生々しくない感じ。
ただ実際にユダヤ人の方々が髪を剃られて裸になって歩いたというところを周りに誰もいなくて一人で歩いたのは怖かった。
ビルケナウはアウシュヴィッツⅠと違って、居住環境があまりよくなく、ほんと殺されるための収容所のようだと思った。
お次にアウシュヴィッツⅠへ。ⅠとⅡにはシャトルバスがあって簡単に移動できる。
よく見るであろうアウシュヴィッツの写真はアウシュヴィッツⅠの入り口。
ガイドさん曰く、この「働けば自由になる」という文字、一度盗まれて取り戻したらしく、本物じゃない文字もあるんだと。
数ヶ月前にも盗もうとした人いたとか。。
入口の横にある建物は全部ちゃんと聞き取れなかったんだけど、性欲発散系の用途だった。
そしてこっちらの第一収容所は寝床がまだマシ。
こっちの収容所では本当に働いて解放された人もいるらしい。(ガイドさん曰く)
何個も建物があるんだけど4,5,6,7,11,27,18番の建物をおすすめされた。
大量の靴だったり、剃られた髪の毛だったりがあった。
ガラスで仕切られてるけど、数十年前はガラスの仕切りがなくて夏になると剃られた大量の髪の毛の臭いがすごかったらしい。
いくつかの建物で廊下の両脇に死んでしまった人の写真がたくさん並んでいるのだけれど、それが本当に苦しくて。涙が止まらなかった。
人間ってこんな残酷なことができるんだとか、プロパガンダの力の怖さとか、いろいろ感じた。
大量の靴と髪もすごかったけど、個人的に11番の罰を与えられるための独房がずらっと並んでる地下室が1番ゾワッとした。
部屋は本物らしい。餓死で殺されるのが1番長くて苦しい死に方だそう。
27番は行こうとしてドアを開けたんだけど、有名じゃない建物で他に人がいないし、音楽が流れてきてそれが怖くて入れなかった。
中には子どもの叫び声とかなんか描いたものとかあって、27番は1番暗い部屋らしい。
写真たくさん撮ってたけど、9割消した、
行ってよかったけど、ほんときつくて苦しくてもう行きたくない。
ガイドさんは毎日ガイドしてた時悪夢を見るようになったと言っていたけど、普通にありえるなと。
このツアーの日、夜眠れなかった。
プロパガンダってほんとに恐ろしいなと感じた。ユダヤ人迫害はナチスだけがやったことじゃないから。
情報機関ってどうすれば1番いいんだろうな。
日本でもロシアとかと比べると途方もなく小さいけどそりゃあ少しは偏りもあるわけで。
ヴロツワフでお友達と再会
クラクフから電車で3時間ほどでヴロツワフへ!
小人達がたくさんいてかわいい街でもある!
ヴロツワフ、あちこち橋がかかっていて、島もちょくちょく浮かんでてヴェネツィアみたいだなぁって思ってたら、本当にポーランドのヴェネツィアと言われてて納得したw
そして橋に愛の南京錠を付けちゃうと小人から切られるので注意!w
ヴロツワフではキルギスで出会ったポーランド人ご家族と再会して、滞在中3日間毎日お世話になった。
本当にお世話になりすぎて泣けてくる。
旅をすればいろんな出会いがあるけど、必ずしもすべてがいい出会いではないわけで。
だけどたくさんのいい出会いがあって、本当に感謝しかない。
おかげでヴロツワフは本当に大好きな街になった。
街が見渡せるおすすめ展望台↓
ポーランド料理もおいしくて、餃子みたいなピエロギが特にお気に入り🫶
ポーランド人の食サイクルは変わってて、1日に5回とか食べる人もいるのがびっくりだったw
ヴロツワフには日本のお菓子が売ってるところがあって最高の補給場所だった。これだけで4000円超えたけどw
キルギスで出会ったご夫婦と息子さんの友達2人が日本大好きで一緒に観光してくれたのだけれど、まさかのポーランドで有名なYoutuberだったことをあとで知ってびっくり。w
最終日にはご夫婦の家にも泊まらせていただきまして、チェコの国境近くまで観光&送迎してくれて本当に感謝感謝のポーランド旅でした。
素敵なポーランド旅行を〜!